テスト関連の読み物に関するページ

書籍

  • エントリー向け
    • エントリーレベルの皆さんは、基本的にJSTQBのCTFLシラバスASTER標準テキストを読めば十分。無料でダウンロードできるからね。ただシラバスは味もそっけもない書き方をしていて少し読みにくいし、ASTER標準テキストはスライドなので読んだ気になりにくい。その意味でオススメなのは「知識ゼロ」。読みやすくわかりやすい。ただ改訂版は出ているが、それでも少し古い。「教科書」と「いちばんやさしい」は内容的にほぼ同じで、技術的にはそれ以外のもの以下しか含まれていない。どうしても本の形式でまとめて読みたいとか、興味の無い人に読ませたいとか、そういう明確な理由が無ければオススメしない。「はじめて学ぶ」はテスト技法を網羅的に勉強するならよい。ソフトウェアテストを歴史的に学びたいなら「技法」を読むべき。エキスパートレベルで「技法」を読んだことが無いひとはモグリと言ってよいほどのクラシック。内容は古いけど、ソフトウェアテストの歴史に興味があるなら読んでみる価値はある。色々なセミナーや勉強会で使われている「Myersの三角形」はこの本が出典。

記事・マンガ

  • テスターちゃん
    • ソフトウェアテストの用語、やり方などを4コマ漫画でわかりやすく説明する(予定の)ブログです。脱線も多いです。
    • 上手で可愛い絵柄で、技術的にきちんとした内容を伝えてくれる。特に新人さんに紹介するのはオススメ!

講演スライド

知識体系

  • SQuBOK
    • 書籍なので詳細は読めないが、概要はPDFで読める。
    • ただいまV3の発行に向けて絶賛準備中。

スキル標準

  • Test.SSF
    • ASTERとIVIAが共同で作成したソフトウェアテストに関するスキル標準。かなりしっかり作ってあるので、自組織のテストエンジニア/マネジャーの教育や育成をするなら一度は読んでおくべき。
    • 本来はTTSSと呼ばれるはずだったが、クソみたいにくだらないIPA/SECの内部的かつ政治的事情によって強制的に名前を変えさせられた。でもITSSやETSSなどが内部的かつ政治的事情で萎んでしまったので、結果的にこの名前でよかったかな、と思う。役所の言うことは信用してはならない。
  • AutomationTest.SSF
    • STARが作成したテスト自動化に関するスキル標準。こちらもかなりしっかり作ってある。テスト自動化を推進したいなら一度は読んでおくべき。

国際的な標準

  • ISO/IEC(/IEEE) 29119ファミリ
    • 有償。
    • ソフトウェアテストに関する唯一の包括的な国際標準。ISO/IEC JTC1/SC7/WG26が定める標準群。IEEE Std. 829を引き継ぎ、Automotive SPICE Ver 3.0以降で参照などをされている。
    • 基本的にPart 2の「genericなテストプロセス(モデル)」が中心となっている。Part 3はそのための文書、Part 4 はそこで活用される技法、Part 1はPart 2を活用するための概念、33063はPart 2(の拡張)をPRMとして33KシリーズをPAMとしたプロセスアセスメントモデル、20246は政治的理由により29119シリーズから外された静的テストの復活版、という位置付け。作成中のTR(テクニカルレポート)には、Part 2をアジャイル開発で活用するためのガイドがある。だからPart 2から読み始めるべきだし、Part 2を理解しないとどうにもならない。
    • ただPart 5のように特定の技術を扱う標準も手がけられるようになった。作成中の標準にはモデルベーステストやパフォーマンステスト、テストアーキテクチャなどがある。
    • 日本で一般的なテストプロセスとも、ISTQBで示唆されているテストプロセスともまた違う、独特なプロセスモデルである。29119シリーズを適用する現場は、十分注意する必要がある。
    • 2020年から2021年に改訂版が出版される予定。改訂版では、なんとテスト条件という記述が消えさり、すべて「テストモデル」と表現されるようになる。独特さがさらに増すので、既に29119シリーズを適用している組織は予習が必要だと思われる。
    • ISO/IEC/IEEE 29119-1:2013 Concepts and Definitions
    • ISO/IEC/IEEE 29119-2:2013 Test processes
    • ISO/IEC/IEEE 29119-3:2013 Test documentation
    • ISO/IEC/IEEE 29119-4:2015 Test techniques
    • ISO/IEC/IEEE 29119-5:2016 Keyword-Driven Testing
    • ISO/IEC 33063:2015 Process assessment model for software testing
    • ISO/IEC 20246:2017 Work product reviews
  • UML Testing Profile
    • 無償。
    • UMLを用いてテストを記述し、モデルベーステストの導入を容易にするための記法。
  • TestSPICE
    • 無償。
    • SPICE(旧ISO/IEC 15504、現ISO/IEC 33000シリーズ)のお膝元であるINTACSで定められた、ISO/IEC/IEEE 29119-2:2013をPRMとして作成されたもう一つのテストプロセスアセスメントモデル。ISO/IEC 33063との関係は不明、というか政治的な何か。SPICEマニアは33063とTestSPICEの対応表を作って公開してくれると嬉しい。
  • IEEE Std. 1012-2016
    • 有償。
    • IEEE Standard for System, Software, and Hardware Verification and Validation
  • IEEE Std. 829-2008
    • IEEE Standard for Software and System Test Documentation
    • テストの文書の標準だが、実質的にプロセスが記述されている。マスターテストプラン/レベルテストプランという考え方を導入した、よくできた標準だった。
    • ISO/IEC/IEEE 29119-3に引き継がれたので(だから29119にはISO/IEC JTC1/SC7の管轄の標準なのに/IEEEが付いている)、もう使われない。したがってIEEE 829を解説・採用している記事や組織は内容が古い可能性を疑う必要がある。まして829-1998だったりしたら目も当てられない。
  • Automotive SPICE
    • 無償。
    • 車載ソフトウェアを対象にしたプロセスアセスメントモデル。29119-3を参照などするように書かれている。
  • JIS規格を閲覧するサイト
    • JIS規格に関しては無償で閲覧(印刷などは有償)できます。このサイトで検索してみてください。ISO/IEC/IEEE 29119ファミリ・ISO/IEC 33063・ISO/IEC 20246に関しては2020年4月時点でJIS化されていませんので閲覧できません。
      • JIS化を望む場合はASTERまで。


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Last-modified: 2020-04-25 (土) 11:20:11 (218d)