「技術的に価値ある内容」 †JaSSTnanoは「ソフトウェアのテストやQA、品質に関すること」について「話したい人が話したいだけ話す」というのが趣旨です。 なので、テストツールベンダの方や第三者検証会社の方が登壇されるのは全く問題ありません。 「レベルとか質とか関係ありません」が、発表や講演は技術的な内容が含まれているのが通常です。恋愛に例えるなど、トーンや方向性が技術っぽくなくても、技術的な内容が含まれていれば全く問題ありません。例えばテストツールの内部構造やツールチェーンの構築のTIPS、自社テストサービスの技術的な強みや方法論の技術的詳細なども大歓迎です。 しかし単なる製品やサービスの紹介に終始するようなものは、JaSSTnanoの意図しているものではありません。その場合は、有償でスポンサーになって紹介するのが(JaSST以外のイベントでも)一般的です。 また東京を始めとしたJaSST全体の傾向として、有償スポンサーからの紹介セッションであっても技術的に価値のある内容がかなり含まれており、単なる製品やサービスの紹介というのは稀になってきています。 それは、単なる製品やサービスの紹介には聴衆が皆飽き飽きしているからだと思われます。Twitterなどでの聴衆の反応を見ていると、 単なる製品やサービスの紹介のセッションに対してはかなり辛辣なコメントがなされることが多いと感じています。 そのため、各スポンサーの皆さんは工夫をこらして、技術的に価値のある内容を主にして聴衆に一生懸命聴いてもらいつつ、押しつけ感や無理のない形で自社の製品やサービスを印象づけようか、と苦慮されておられるようです。 特にJaSSTnanoではスポンサーセッションがありませんので、聴衆は技術的に価値ある内容が含まれていることを強く期待していると思われます。 これはお世話係も同様です。 したがって、御社が技術的に価値ある内容が含まれておらず単なる製品やサービスの紹介で登壇した場合には、かなり辛辣なコメントがなされる可能性が高く(お世話係からもそうしたコメントがなされる可能性があります)、せっかく登壇しても逆効果になると予想されます。 また「フリーライダー」のように自分たちの便益のみを指向する振る舞いをされる方々はコミュニティ活動に参加する資格に乏しいと判断され、「出禁」にされる可能性があります。 ですので、もし単なる製品やサービスの紹介を望むのであれば、nano以外の他のJaSSTに正規のスポンサーとして有償で参画するのが、こうしたコミュニティ活動で多くの方に支持され応援され、顧客獲得につながりやすいかな、と感じています。 JaSSTnanoでは、御社もしくは御社エンジニア、非エンジニアの皆さんからの「技術的に価値ある」講演をお待ちしております。 JaSSTnanoに戻る
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