TEF/テスト技法

技法名 サンプリングテスト

技法名(英語) sampling test

説明

サンプリングテストとは、たくさんのテストケースからランダムに選択したテストケースを実行することで、「テストを全て実施したときに発見されるであろうバグ数を予測する」テストです。

バグ数の予測方法は、比例関係から推定します。

使用例

全テストケース数(Tt): 1,000件

ランダムサンプリングして選んだテストケース数(Ts): 100件

上記100件のテスト結果(Es): 7件のバグを発見

もし全部テストしたら(Ep = ES×(Tt/Ts)): 70件位見つかっただろう

補足

サンプリングテストを成功させるためには、「サンプル」が良質である必要があります。すなわち、

  • サンプルとして選んだテストケースが、全ての機能(含エラー処理)を網羅していること
  • サンプルとして選んだテストケースの粒度が揃っていること

が満たされる必要があります。また、開発の力量も高いことが前提です。
安易なサンプリングテストによる品質評価はリスクが高いことを忘れてはなりません。

参考文献

山浦恒央氏の資料

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Last-modified: 2008-09-01 (月) 18:43:03 (5709d)